内容説明
本書は、半導体産業新聞に長期連載(99年10月~2000年5月)された記事をまとめたもの。熊本地域結集型共同研究事業のスタートをリポートすることではじまり、その後この事業が与えるさまざまなインパクトについて取材。熊本に拠点を構えるNEC九州や三菱熊本などの大手企業の動向を取材するだけでなく、この共同研究事業をてこに、地域型ベンチャーを立ち上げたいとする意欲的な中小企業、さらには、地域の大学や熊本県当局など官公庁の考え方などを綿密に取材し、まとめている。
目次
地域結集型共同研究事業(「死にもの狂いでやるしかない!」―ニッポン復活を賭けて熊本地域結集型共同研究スタート;大学、公設試、企業が三位一体―サブ0.1μm半導体位置決めステージの開発が中心 ほか)
企業誘致活動(「熊本を半導体のメッカに!」という運動論の展開―九州シリコンアイランド全体の生産の30%は熊本;熊本県東京事務所所長守屋克彦氏に聞く―東京事務所は情報受発信機能ステーション)
注目企業のプロフィール(期待の第9拡散ラインはいよいよ稼働を開始―NEC九州代表取締役高島二郎氏に聞く;MKSグループ、マイコン中心に月産5000万個超のフル操業―三菱電機熊本セミコンダクタ(株)代表(当時)坂根英生氏に聞く ほか)
大学からの提言―産官学連携で米シリコンバレーに近づけ!
熊本県からの提言―半導体は、経済社会・地域文化にも大きなインパクト
様々な提言―必要な「九州全域」という考え方―熊本からの提言は新たな革命をひきおこすか!
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