内容説明
本書は、ドイツ福祉国家の構造的変動下における成人継続教育の機能やその政策の新たな展開を理論的、かつ実証的に明らかにする。
目次
第1部 ドイツ福祉国家と継続教育政策(福祉国家と社会秩序政策;グローバリゼーションと労働の未来;「継続教育協調行動」と継続教育政策)
第2部 ドイツ統一と職業継続教育(社会主義体制下の継続教育―「資格社会」としての社会主義;ドイツ統一と継続教育の「多元的構造」再構築;ドイツ統一にともなう失業問題と職業継続教育)
第3部 継続高等教育政策と成人(ドイツ継続高等教育の基礎―その歴史と制度;ドイツ継続高等教育政策の形成―アクセスをめぐる「対立」と「協調」;ドイツ継続高等教育の構造―オルデンブルク大学の事例)
著者等紹介
高橋満[タカハシミツル]
1954年茨城県に生まれる。1978年新潟大学法文学部経済学科卒業。1983年東北大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。1984年長野大学産業社会学部専任講師。1990年東北大学教育学部専任講師。現在、東北大学大学院教育学研究科助教授
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