内容説明
本書は高齢者、障害者の人権について日本の福祉の法制は、どう定め、あるいは定めていないか、そのため福祉の現場で高齢者・障害者の人権がどのように扱われ、侵害されているかを法律家の立場から、個別具体的な事例を採り上げながら論じています。そして福祉の現場の人々が人権の問題を考えるにあたっての視点を提供しています。
目次
第1章 社会福祉で何故、高齢者・障害者の人権が問題となるのか
第2章 憲法25条の公的責任と公的費用負担の意味するところ
第3章 憲法25条の規範性
第4章 高齢者の人権と生活
第5章 高齢者の自己決定権の尊重と介護・医療
第6章 介護保険と高齢者の人権
第7章 障害者差別の禁止と人権
第8章 障害者の所得保障と就労
第9章 社会福祉と権利の実現、擁護に関する諸問題
著者等紹介
高野範城[タカノノリシロ]
1945年北海道に生まれる。1970年弁護士登録。現在高野法律会計事務所所長
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