内容説明
本書は2部構成である。第1部は、現代サービス経済論の到達点、少なくともその一端を、サービス経済に関心を抱きながらもこれを専門としない研究者に向けて、また講義やゼミナールにおける教材の一部となることを願って比較的平易に述べたものである。第2部は、主として専門研究者への問題提起を願って書き下ろしたもの、あるいは既発表の論稿に加筆・修正したものである。
目次
1部 サービス経済論の基礎(サービス経済論への序言;サービス経済の理論;サービス経済論の系譜;日本におけるサービス経済の展開;サービス経済の国際比較 ほか)
2部 現代サービス経済論の展開(サービスの生産と生産物、消費(再考)
「第4次産業」論と「サービス」概念の検討
サービス経済化と経済成長の基礎視角
「対事業所サービス」の経済的性格
対消費者「サービス」価格における対人的サービス労働の減少 ほか)
著者等紹介
斎藤重雄[サイトウシゲオ]
日本大学経済学部教授。著書に『サービス論体系』青木書店、1986年
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