内容説明
はるか昔の奈良時代、武甕槌命という神様が白い鹿にまたがり御蓋山に降り立ったという伝説がある。それ以来、奈良の都では子孫である鹿たちが神の遣い「神鹿」として保護されてきた。1957年には国の天然記念物「奈良のシカ」として指定され、現在も奈良公園では多くの人々に親しまれている。
著者等紹介
佐藤和斗[サトウカズト]
自然写真家。1984年奈良県奈良市生まれ。写真家中野晴生氏に師事、2008年に独立。「鹿たちの楽園」をはじめ「不思議な雲や空」「大地の表情」など地球が創り出す自然物をテーマに撮影を続けている。雑誌や観光パンフレット、観光ポスターへの作品提供やメディア出演。講演会や写真教室の講師を務めるなど幅広い分野で活動している。KAZUTO PHOTO OFFICE代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さばずし2487398
27
佐藤和斗氏の鹿の写真集はいつも明るく、驚くほど表情豊かで大好き。人間の子供の様に得意顔な子鹿、母親の慈愛に満ちた顔、凛と人間を見つめて来る本質を追いかけるような眼差し。美しい四季折々の奈良公園を背景に、副題にある通りの世界唯一の奇跡を鹿達と共に巡る。「立春の朝の吐息」の写真が可愛すぎる。後書きにある「人間達が鹿のお腹をゴミ箱にした」のポスターは本当に辛いし腹が立つ。人間が捨てたビニールなどのゴミを、鹿の胃酸で吸収できない故に死んでしまう。どうか鹿達がいつまでも幸せな時間を過ごせる場であって欲しい。2026/01/31
na.
4
奈良がすきで奈良によく行きますが、奈良公園の鹿の多さにはいつ行っても驚かされます。とても利口で聡明な鹿たちは、たしかに人間と共存しています。ここ数年、海外からの観光客が特に増えており、「小鹿に触れない」や「鹿せんべい以外を与えない」などのマナーが守られていない現状もあります。この美しい奈良公園の鹿たちを見て、改めて考えるべきことがたくさんありました。2019/12/22
tuppo
2
渾身の写真感があって嬉しい2024/04/30




