内容説明
1300年ほど昔の奈良時代、武甕槌命が白い鹿に乗り御蓋山に奉還されたという伝説がある。それ以来奈良の都では子孫である鹿たちが神の遣い「神鹿」として手厚く保護されてきた。1957年には国の天然記念物「奈良のシカ」として指定され現在も奈良公園では多くの人に親しまれている。都市の近くで数多くの野生の鹿たちが暮らしているのは世界中どこを探してもここ奈良公園だけだ。
目次
第1章 癒しの時 Healing Moment
第2章 王の棲む森 King of the Forest
第3章 鹿たちと彩 Deer and Colors
第4章 ここにある野生 The Wildness that We Find Here
著者等紹介
佐藤和斗[サトウカズト]
自然写真家。1984年奈良市生まれ。写真家中野晴生氏に師事、2008年に独立。「鹿たちの楽園」をはじめ、空や波など「心に響く写真」をテーマに撮影を続けている。雑誌や観光パンフレットへの作品提供、講演会や写真教室の講師を務めるなど幅広い分野でも活動している。KAZUTO PHOTO OFFICE代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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