目次
冬来たるころ(立冬;今朝の冬;霜晴 ほか)
冬冴ゆるころ(冬至;雪吊;根雪 ほか)
冬送るころ(冬将軍;吹雪;冬ざれ ほか)
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- 評価
冬の使者本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
67
写真が見たくて手にとりました。文章は拾い読みする程度。宮城県登米市の長沼の水面に映る「枯蓮」の写真に感動しました。「クレーの絵のような…」とコメントされている写真です。宮城県に住みながら、見逃している美しい風景がまだまだありそうです。蔵王の樹氷もまだ見ていない。💦2021/03/07
遠い日
14
寒さが加わり、いよいよ冬めいて来たこの頃。季節のことばの味わいと、新たな魅力を指し示してくれる数々の冬にまつわることばたちが、美しい。秋を見送り、春が兆す頃までの冬を表すことばの、なんと細やかなこと。文章を書かれた池藤さんのおっしゃるように、たくさんの冬の景色、情景、色、天候などから感じるものをできる限り人へ伝えようとする思いが生んだことばたちなのでしょう。その思いを受けて、わたしもまたひとつひとつの季節のことばに感じ入ったり、打たれたりするのです。2015/12/05
つくし
1
言葉という形で冬を楽しめる本。各地の写真で感覚を共有するのもまた一興。立冬、新年といった節目の言葉も霜柱、雪持ちといった現象や風景の言葉も冬を楽しむ道標になるけれど、お気に入りは「冬冴ゆる頃」。感覚を言葉にするって気持ちがいい。2022/01/10
アズサ
0
突如、美しい日本語に触れていたい病に...四季にまつわる言葉はやはり繊細で心魅かれます。2012/12/09
moeeeeen
0
風情溢れる厳かな冬。雪を滅多に見ない冬好きな人にお勧めです。2011/01/26




