出版社内容情報
一日の終わり、そっとページを開いてみれば、星や月や雲、花や実、窓辺で囁く風の声が聞こえてくる。その声に耳を澄ませば…。自然は不思議な水先案内人(ナビゲーター)。自然にまつわる伝承や魔法、占い等を一冊一テーマで紹介。美しい写真に彩られて展開するエピソードの数々。読んで楽しく、見て楽しいシリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らん
25
海の日に!大航海時代、大洋は7つの海となり、地球が丸いとわかってから再び一つの大洋に。7年に一度だけ姿をあらわす島の伝説、古代中国の蓬莱国伝説は本当にあってほしいと夢見てしまいます!アンデルセンの童話で有名な「人魚姫」、古い時代の人魚のしっぽは1本ではなく足のように2つに分かれていて、豊穣のシンボルであり再生を司る女神でもあったよう。《海と星》も興味深く、船乗り達は鯨座の星の輝きを見て嵐を予知していたとか、自分達の居場所を確かめるのに星を眺めたとか…そんな姿を想像しその時代に思いを馳せました…☆2023/07/17
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