内容説明
衣食足りた日本人が次にすべきことは?現代日本が抱える病巣に鋭いメスを入れ、独自の視点で新しい国家の在り方を提案する一冊。無限の多様性を追求することから見えてくるものがある―。
目次
第1部 無限の多様性を追求しよう(一極支配に決別を;神仏は見守るだけで何も言わず何もしない ほか)
第2部 頼みの綱、人口増・際限ない欲望・浪費(多神教から一神教へ;ソクラテスは「神々の領域」を侵した ほか)
第3部 活路は釈迦・ソクラテスの総合に(科学に汚染された「世紀」;人間が嫌になり先祖返りしたカントの神 ほか)
第4部 「役人天国」から「庶民天国」へ(「忍びがたきを忍び」から「忍ぶべきを忍び」へ;「みつご」の魂百まで ほか)
著者等紹介
久保多太男[クボタダオ]
1929年10月15日生まれ。1953年、一橋大学経済学部卒業。同年、河北新報社入社。編集局政経部などを経て、研修所長(局長職)で定年後、河北新報厚生年金基金の初代常務理事に。1994年、退任
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