内容説明
きっぷが良くてお人好しのお璃久と粋でいなせな卯吉。顔を合わせれば言いたい放題、喧嘩もざらなふたりだが、互いを想い想われ支え合う。江戸の下町を舞台にせつない恋や親子の情、風雅をきめ細やかに描いた人情溢れる五つの物語。第三回碧天文芸大賞入賞作品。
著者等紹介
東めぐみ［アズマメグミ］
１９６６年１０月９日生まれの天秤座。京都女子大学文学部教育学科卒。大学卒業後、郷里岡山に戻り、実家の寺院の寺務を手伝うかたわら、執筆活動に励んでいる。悪戯盛りの三人の子どもの母親でもある。「花ごよみ」で第七回健友館文学賞準佳作入選。「約束―花ごよみ」で第一回愛知出版賞小説部門優秀賞入賞。「桜日和―花ごよみ」で２００４年６月、第三回碧天文芸大賞フィクション部門において奨励賞受賞
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感想・レビュー
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りあひみこ
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卯吉に片思いしてる娘の話が、切なくてよかった。最後まで飽きさせずに江戸時代を楽しませたので、 マルでした。2014/04/11
