内容説明
相川幸一は念願の中学校教員となり、二年生のクラス担任として、剣道部の顧問として充実した日々を送っていた。問題の多い転校生・佐藤恵美に対しても、誠意を持って指導に当たっていたのだが…。突然無実の罪を着せられ警察と一人対峙する青年と、彼を救うべく真実を求めて奔走する家族や友人たちの愛情と信頼を、元警察官が描いた社会派小説。
著者等紹介
外丸洋平[ソトマルヨウヘイ]
明治大学卒業。三〇年の警察官生活を経て、現在、京都市内で文筆活動を続けている
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