昼休みの友―サラリーマン獣医の癒し系爆笑エッセイ集

野村 和彦【著】

碧天舎（2004/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 303p／高さ 20cm
• 商品コード 9784883468348
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

内容説明

美食あり！下ネタあり？一人の獣医さんが奏でる幅広い趣味と教養とユーモアのハーモニー。ある時は、ゆったりと時間の流れを楽しみ、またある時は爆笑の渦に巻き込む短編エッセイ集。

目次

「我が家の同時多発テロ」
「何となく美味しそうなもの」
「十三のシンデレラ」
「日本サッカーの更なる躍進のために」
「恐怖の直検」
「サヨリのお茶漬け」
「楽しい夜釣り」
「現代版・枕草子＆徒然草」
「サラリーマン坊主めくり」
「赤い靴と女の子に関する解剖学的考察」〔ほか〕

著者等紹介

野村和彦［ノムラカズヒコ］
昭和３２年京都市に生まれ、大阪府高槻市にて育つ。洛星中・高校（京都）を卒業、近畿予備校、駿台（東京）を経て、東京大学理科二類に入学。同大学農学部獣医学科卒業後、同大学院修士課程修了。藤沢薬品（２００５年４月よりアステラス製薬）に入社、研究職を経て、現在は免疫抑制剤の開発を担当。獣医師。獣医学博士。洛星オーケストラ部楽友会会長。大阪府茨木市在住
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感想・レビュー

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[つんこ]

前半は電車のなかでこらえきれない笑いとの闘いでしたが、途中から笑いもさることながら、著者の生活の楽しみ方に感心しきり。料理、和歌、回文、オーケストラと多趣味ぶりが出てきますが、通奏低音のような「理系の視点、思考の展開」がどれにも感じられ、文系の私は圧倒されながら読みました。十三のシンデレラと、ペットボトルのお茶の話が特に気にいりました（笑） 第2弾をお待ちしています。

2017/06/16