内容説明
半世紀たった今でも、拭い去ることのできないシベリアの記憶!厳しい寒さ、過酷な労働と飢え、骨と皮だけになって次々と死んでいく日本兵たち…。シベリア抑留とは一体何だったのか!?特別企画「今、戦争を考える」最優秀賞受賞。
著者等紹介
黒藪次男[クロヤブツギオ]
1922年岡山県に生まれる。現在は兵庫県宍栗軍山崎町在住。1942年学徒兵として入隊。中国の戦場、シベリア抑留を経て1948年復員後、1982年の間小学校教諭。日本民主主義文学会会員。『墳墓』(作品社)で第六回内田百〓(けん)文学賞を受賞
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