内容説明
柔らかくて、温かくて…そんな記憶を思い出す、誰にでもある胸の中に潜む言葉、コトバ、ことば。そんな言葉の素材達を丁寧にゆっくり煮込んだ“詩”のスープ、冷めないうちに召し上がれ。
目次
1 夜明けの音(そらまめ;つめとひげ ほか)
2 五年目の花(ふりむかないで向うへいきたい;その家に鏡台はなかった ほか)
3 笹あめ(越後ぐらし;アカシヤ林の雪の中で ほか)
4 こもりうた(あんよ;こもりうた ほか)
著者等紹介
千川あゆ子[センカワアユコ]
1916年10月千葉県木更津市生まれ。少女時代より「令女会」「若草」などへ投稿する。1947年「日本女詩人会」に入会と同時に「自由詩」にも入会する。1965年「日本児童文学協会日本童話会」に入会する。1968年日本童話会三賞受賞。1981年詩誌「稜線」の同人になる。また、「日本こどもの歌の会」「板橋詩人会」の会員。2002年7月神奈川県茅ヶ崎市にて亡くなる
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