内容説明
男は日の本の国に生を受け、ひたむきに生きる。四国小豆島に生まれた著者が、大正、昭和を懸命に生きた一日本人男性の視点で戦争や生活を語る。そして時代は平成へ。今男が強く感じるのは共に生き、先に旅立った妻への愛情…。飾り気なく「日本」で生きた男の記録。
目次
若年の頃
一兵卒が見た戦争
終戦後
妻の死
著者等紹介
大空松次郎[オオゾラマツジロウ]
明治44年7月、香川県小豆島生まれ。結婚後、二男二女をもうけた後、戦地へ向かう。フィリピンにて終戦を迎え帰還。孫九人、曽孫十一人を持つ九十二歳。高知県宿毛市在住
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