内容説明
貧しい時代に苦労もいとわず、子どもたちのため働きどおしだった父と母。時が流れ、やがて老いの便りが届いても、いつまでも元気で仲良くあってほしい。あなた方は、私たちの原点なのだから―。両親の足跡をたどりながら丹念に綴った、平凡でも温かな家族の軌跡。
目次
父と母の子ども時代
父の夢、母の夢
恋愛結婚
戦争の記憶
幼い命
山の暮らし
分校の先生
父のこと
沼津へ
学生時代
時の流れ〔ほか〕
著者等紹介
土原富江［ツチハラトミエ］
本名・古谷富江。１９４１年、静岡県沼津市生まれ。１９６０年、静岡県立沼津西高等学校卒業。一〇年間の特別養護老人ホーム勤務、一五年間のシルバーテレホン相談員（ボランティア）を経て現在に至る。調理師免許、生け花師範免状を持つ。主婦
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