いつまでもありと思うな!金と国

いつまでもありと思うな!金と国

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883464821
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

辛口の国際政治学者が激変する世界情勢と日本の姿を厳しく批評。鋭い問題提起とともにウイットに富んだ未来への提言には、有益な示唆があふれている。

目次

序 二十一世紀―この「素晴らしき新世界」
第1章 混迷する国際社会(一神教徒を救うには―ヒンズーの知恵に学べ;NGO・NPOって何なのさ―異説「アルカイダはNGOである」;「常在戦場」の心構えを―大仏滅ぶ、タリバンも滅ぶ ほか)
第2章 世界と日本―ボタンの掛け違い(二十世紀資本主義の死滅―十九世紀への退化か?;「円借款」の特定化―食糧増産とエネルギー開発に;日米中「三国志」型からロシアを加えた「麻雀」型に―アジア安保の秘訣 ほか)
第3章 日本よ、どこへ行く?(自由と迷信の間―近代啓蒙主義の落とし穴;自衛隊の災害出動―「不良外国人」と流言蜚語を抑えるには;戦災も「忘れた頃に…」―若者と改憲論 ほか)
結び 乱世―昭和一ケタ世代の履歴書

著者等紹介

高橋正[タカハシタダシ]
昭和8年(1933)東京生まれ。昭和31年(1956)早稲田大学政経学部卒業後、東京新聞入社。北米移動特派員、モスクワ特派員、外報部次長を歴任。千葉商科大学助教授を経て、昭和63年(1988)から現職・同大学商経学部教授。日本国際政治学会会員、日本記者クラブ会員、日本エッセイスト・クラブ会員
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