内容説明
ある日突然、お城を出てひとりで山に入った王さまと、ほととぎすの「杜鵑」は仲よくなりました。自分が傷ついても人を傷つけなかった優しい王さま。王さまなら何でもできるはずなのに、どうしてなのでしょうか?争いごとはなぜおきるの?だれにも苦しみをあたえずに生きるって、できるのかな?小さなほととぎすと王さまに芽生えた友情が、争うことの虚しさを教えます。
著者等紹介
田中須磨子[タナカスマコ]
1942年、鳥取市生まれ。鳥取日赤看護専門学校卒、日赤幹部看護師研修所卒。京都第一日赤看護専門学校看護教諭・元日赤中央女子短大講師歴任。池上総合病院看護部長を定年退職。趣味は書道。第十回日展(書道の部)入選
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