内容説明
高度成長期の東京で、「ああ上野駅」や「下町の太陽」を口ずさみながら励んだ寿司屋修業。やがて自分の店を持てるまでになった著者が、貧しい中で子供たちを育ててくれた母への感謝を込めて、その56年の人生の機微を綴った「母への絵手紙」。
目次
1 少年期(松田家の家系;父の死 ほか)
2 修業期(ボストンバッグ;集団就職 ほか)
3 創業期(松葉鮨・八竹屋号の由来;妻との結婚 ほか)
4 繁栄期(会社経歴書;邱友会 ほか)
著者等紹介
松田進[マツダススム]
昭和21年(1946)9月10日、新潟県糸魚川生まれ。昭和37年(1962)3月糸魚川中学校卒業。同年4月、集団就職で日立金属深川工場入社。しかし、勤め人としての将来に限界を感じ、手に職をつけ、いずれ一国一城の主となることを夢見て、寿司屋に入ることを決意し、同社退社。数ヶ所での修業を経て昭和46年(1971)6月、念願の店を開店、松葉鮨と命名する。武里店を皮切りに、一ノ割店、北越谷店、備後店、千間台店と東武線沿線に多店舗展開し、平成1年(1989)12月、法人設立。平成3年(1991)には岩槻に、そして平成11年には小山にそれぞれ八竹ケータリングセンターを設立する
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