内容説明
高校教員を定年前に自ら辞し、国立静岡大学人文学部法学科入学。卒業とともに次いで聖徳大学大学院修士課程児童学研究科、日本福祉大学大学院と学び続けた著者の、その卒業論文を中心にエッセイ等を収載。
目次
論文1 親権濫用・親権濫用擬き親考
論文2 司法福祉論の構築を目指して―先行研究と実務者の経験を基礎にして
資料篇(先行研究の概要)
評釈志向篇(実務者から見た現状と問題点;資料分析による更生保護の状況)
論文3 戦後更生保護草創期の「ケース・ワーク」―『更生保護』誌に探る
論文4 問題現象考―異常・逸脱・高齢障害
論文5 少子高齢化の問題と社会福祉のあり方
著者等紹介
栗原藤男[クリハラフジオ]
1937(昭和12)年7月、東京下町に生まれ、その地の高等学校商業科を卒業し就職するも、数ヵ月で退職。日本大学商学部商業学科に入学し、1961(昭和36)年3月卒業。静岡県公立高校教員となり、爾来三四年間奉職。定年前に希望を伝え勧奨退職。国立静岡大学人文学部法学科入学・卒業(平成9年3月)、聖徳大学大学院修士課程児童学研究科修了(平成12年3月)、同年4月、日本福祉大学大学院研究生になり、現在、静岡家族問題研究会会員、日本社会病理学会会員、日本司法福祉学会会員、(社)汎アジア社会病理研究所助手
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