内容説明
本書は、今、置かれている企業環境や家計環境の動向を見極め、向かおうとしている新しい社会像の輪郭を考察し、特にそれが企業と家計(個人)にどのような形で影響を及ぼすことになるのか、新しい社会の中で水を得た魚のように活躍できるための企業と家計(個人)との関係はどういうものなのか、さらに新しい社会に対応した企業の人事労務の考え方とはどういうものなのかを示したものである。
目次
第1章 先の見えない日本―今の状況は私たちに何を訴えかけているのか(閉塞感が漂う日本;デフレの検証)
第2章 閉塞と孤立化―今の状況は私たちにどのような「気づき」を求めているのか(企業の閉塞;家計の閉塞 ほか)
第3章 現在は社会構造の変革期―今の状況は私たちにどうしろと言っているのか(経済の閉塞と社会の閉塞を整理する;これまでの社会構造 ほか)
第4章 新たな労使共生の道―今の状況は労使関係をどう変えよと言っているのか(新たな労使共生への旅立ち;従業員の「自立支援」を柱とした人事労務施策への転換とその視点)