感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユーキー・ノウェイン
4
本書は剣の刃と同じく戦史を例えながら書かれ、古代ローマから普仏戦争でのパリの地理的弱点が上げられ、フランス本土を守る為に軍の改革として新兵器である航空機や無線、自動車、戦車などを挙げ、そういった新兵器への慣れを海軍と空軍の様に、そして士気の為に短期徴兵制から志願制とエンジンを使った兵器類の導入を訴えた。 また新兵器に関しては欠点もあり他兵科と兵器との相互間での運用の望ましさと、完全な制空権会得は困難で一時的制空権にも触れており興味深い。 過去と現在から未来を見出した現実的な理論家の軍人であると感じられた。2013/12/31
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