内容説明
辺境の噴火湾が小宇宙となって、ひとの世の死と生を映しだす。著者幻の処女作が四十年ぶりに甦る。
著者等紹介
宮内勝典[ミヤウチカツスケ]
1944年ハルピン生まれ。鹿児島県立甲南高校卒業後、アメリカへ渡る。ニューヨークで通算13年暮らし、世界60数カ国を歩いた。早稲田大学客員教授、大阪芸術大学教授などを歴任。著書『南風』(文藝賞)、『金色の像』(野間文芸新人賞)、『焼身』(読売文学賞芸術選奨文部科学大臣賞)、『魔王の愛』(伊藤整文学賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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