内容説明
筑前勤王党二十一人が自刃・斬罪に処せられた慶応元年の乙丑の獄。歌人野村望東尼も連座、糸島半島沖の姫島に流罪。本書は、望東尼直筆の稿本を翻刻し注釈を加えた流刑日記。
目次
1 『夢かぞへ』「ひめしまにき」以前のこと
2 夢かぞへ 慶応元年(一八六五)六月~十一月
3 ひめしまにき 慶応元年(一八六五)十一月~慶応二年三月
4 姫島脱出
5 和歌作品の検討
6 夢かぞへ 原文
7 ひめしまにき 原文
著者等紹介
浅野美和子[アサノミワコ]
1934年岐阜市生まれ。1956年愛知学芸大学史学教室卒業。3年間一宮市萩原小学校に奉職。1974年女性問題グループ「あごら」に参加。女性史、女性問題の研究をする。1976年’78年まで名古屋大学国史研究室の研究生となる。1981年愛知教育大学大学院教育学(日本史)修士課程修了。専門学校、高等学校、大学などの非常勤講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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