出版社内容情報
聾学校・養護学校に三〇年間勤め、「障害」をもった子どもたちと悪戦苦闘しながら心を通わせていった、一教員の実践と思考の軌跡――「我在り ゆえに我思う」
? 手話は禁止されていた
学校間交流/スピーチ/駆け落ち/視線/道をつくるように
? 人間ですからね
すてきなプレゼント/百々(もも)のリハビリ/えりごのみ/趣味は仕事と魚釣り/バリアフリー
? ふたたびの聾学校
タクシーで山登り/生きていく力/なぜ、学校に来ないのか/「鎖国」を考える/ウナギのかば焼き教室/こわい魚/「子わかれ」からの性教育/授業へ
? 先生、元気ですか
旬を楽しむ/十年後はおとな/罰を受ける/ぼくの名前も変わりました/演技の練習には怖さも潜む/おかあさん!/種を粉にひくな
? 二十年後を生きていく
チテキショウガイ/学童保育と学籍/地域懇談会/言葉の力で進む/「地域所属」/蛭子丸/もう一つの神話を
農中 茂徳[ノウナカ シゲノリ]
著・文・その他
内容説明
三池の炭鉱社宅で育った少年が「特別支援」学校の教員になった。聾学校・養護学校に三〇年間勤め、「障害」のある子どもたちとくんずほぐれつ心を通わせていった一教員の実践と思考の軌跡。
目次
1 手話は禁止されていた(学校間交流;スピーチ ほか)
2 人間ですからね(すてきなプレゼント;百々のリハビリ ほか)
3 ふたたびの聾学校(タクシーで山登り;生きていく力 ほか)
4 先生、元気ですか(旬を楽しむ;十年後はおとな ほか)
5 二十年後を生きていく(チテキショウガイ;学童保育と学籍 ほか)
著者等紹介
農中茂徳[ノウナカシゲノリ]
1946年生まれ。大牟田市立駛馬北小学校、米生中学校、福岡県立大牟田南高等学校で学ぶ。東京学芸大学を卒業。福岡県人権・同和教育研究協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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