内容説明
10年間の英語教育が現実の世界で役に立たなかった口惜しさをバネに、50歳で英語の勉強を独力でスタートし、定年を迎えた61歳の年にTOEICに挑戦し757点をクリアした一編集者の戦い。現在の英語教育への疑問と英語学習の中で見つけた『言葉と文化』の本質を考える。
目次
第1章 10年間の勉強は何だったのか
第2章 Word‐Powerへの挑戦!
第3章 日本の辞書は言葉の学習の役に立つのか?
第4章 英英辞典が教える日本の英和辞典の欠点
第5章 『継続の力』と『記憶のメカニズム』
第6章 英語で日本語を表現するということ
第7章 英語を聞いて話せるということ
第8章 英語を自分のものにする三つの鍵
第9章 日本語と漢字文化の見直し
第10章 外国語ができても国際交流はできない
第11章 日本の英語教育はこれで良いのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayu
5
久しぶりにtoeic受験申込したので、がぜんやる気で読んでみました。toeic対策本はいかに点数を取るかというテクニック的なものが多いと思うのですが、この本は独自の勉強法で英語学習した結果toeicで750点以上取れました、という内容。定年間近という決して若くない年齢の方が出された結果という点と、勉強法が単にテストで良い点とれるということよりも、海外の情報に触れ、国内のニュースだけでは得られない知識や見識を深められるものであること、自分の能力の進歩を確認できるチェック機構が確立されている点で、2017/08/04