目次
第1部 亜硫酸添加の歴史―ワインの安定を求めた6000年を超える旅
第2部 亜硫酸と消費者の健康―ワインと亜硫酸の毒物学
第3部 亜硫酸を使わない際の醸造補助剤―酵母なしにワインはつくれない
第4部 亜硫酸を使わない際の醸造技術―求めるワインのタイプ別醸造法
第5部 ワインの瓶詰と打栓の選択―亜硫酸を使わない長期熟成ワインは可能か
第6部 亜硫酸を使わない醸造における共通作業
著者等紹介
イメレ,アルノ[イメレ,アルノ] [Imm´el´e,Arnaud]
ワイン醸造家の息子として生まれる。幼少の頃から家族経営の農園を手伝い、醸造士として働くとともに教育にも携わる。アルザスで最も重要なワイン研究所であるウノロジーイメレ社の創設。数多くの特許やワイン醸造の手法、醸造における革新的技術について、多くの著作がある。現在は、亜硫酸を使わないワインの醸造や“ビオ(有機)”ワインのコンサルタントとして活躍している。Rose‐Croix(ローズ・クロワ)国際大学のメンバー。賢者の石を探究する錬金術師のように、ブドウを秘儀伝授のワインに変えるべく努めている
榎本登貴男[エノモトトキオ]
1953年、埼玉県生まれ。上智大学経済学部卒業後、ソニー株式会社入社。経理・財務担当として国内外の事業をサポート。そのうち8年間をフランスで勤務する。2002年に外資系企業に転職した後、2012年に渡仏して、ブルゴーニュ地方のボーヌのCFPPA(職業訓練校)でブドウ栽培とワイン醸造を学ぶ。2014年6月、BTS V.O.(ワイン醸造とブドウ栽培の上級技術者資格)を取得。2014年7月、モンペリエ大学理学部化学学科(DNO準備課程)に入学。ブドウ、ワインにかかわる化学を中心に学び、2016年6月卒業し化学のライセンス3取得。2016年7月、モンペリエ大学薬学部に入学。2018年6月にDNOの資格を取得し卒業する。2018年9月にブルゴーニュ大学Institut Jule GuyotでScience de la vigne課程を履修。2019年2月に日本に帰国。フリーで日本各地のブドウ栽培者・ワイナリーのサポートをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 宿六・色川武大 文春文庫