内容説明
農的社会へのシフト。日本農業の誤解を解き、特質を重視。循環性・持続性・関係性を取り戻す道筋と処方箋。
目次
序章 日本農業の関係性・持続性・循環性
第1章 転換点に立つ食料・農業・農村の変貌
第2章 現代の日本農業―誤解と特質を解く
第3章 コミュニティ農業が基軸となる根拠
第4章 多様な担い手づくりと受け皿づくり
第5章 データ化・IT化で農業所得向上へ
第6章 高度技術集約型農業と有機農業の可能性
第7章 土地利用型農業―農地活用と放牧畜産
第8章 中山間地農業と都市農業のビジョン
第9章 農協によるコミュニティ農業形成へ
第10章 コミュニティ農業を確立するために
著者等紹介
蔦谷栄一[ツタヤエイイチ]
農的社会デザイン研究所代表。1948年生まれ、宮城県出身。東北大学経済学部卒業後、71年、農林中央金庫勤務。農業部部長代理、総務部総務課長、熊本支店長、農業部副部長、96年7月、(株)農林中金総合研究所基礎研究部長、常務取締役、特別理事を経て、2013年11月から現職。みんなの家・農土香の会会長、田無おむすびハウス会長、緑提灯応援隊、二枚目の名刺サポーターetc.。農林水産省農林水産技術会議研究分野別評価分科会委員(環境)、独立行政法人国際農林水産業研究センター顧問などを歴任。食糧・農業・農村政策審議会企画部会有識農業の推進に関する小委員会。銀座農業政策塾世話人。(株)農林中金総合研究所客員研究員。早稲田大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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