内容説明
農の賢者が60年余りの来し方、処し方を披瀝。競争と市場原理優先の流れに惑うことなく、「生き方としての農」の有り様を毅然と提示。
目次
第1部 農の営みへの試練(戦後農村の変貌をめぐって;農業近代化の果てに;有機農業と地産地消へ;TPP問題の闇と罠;農的社会への道筋―会場での質疑応答)
第2部 生き方としての農(農業・農村の発展とは何か;有機農産物による提携;東日本大震災と原発事故;危険なTPP阻止に向けて;農の再生は自立と互助から;農的自立への道―会場での質疑応答)
著者等紹介
星寛治[ホシカンジ]
1935年、山形県高畠町生まれ。稲作、果樹(リンゴ)などの農業に従事。高畠町有機農業研究会を設立し、各地の消費者と提携。高畠町教育委員長、東京農業大学客員教授などを歴任。現在、たかはた共生塾顧問、日本有機農業研究会幹事
山下惣一[ヤマシタソウイチ]
1936年、佐賀県唐津市生まれ。稲作、果樹(柑橘)などの農業に従事。国内外の農の現場を精力的に探訪するかたわら、早くから地元の農産物直売所開設を後押し。生活者大学校教頭、農と自然の研究所理事などを歴任。現在、アジア農民交流センター(AFEC)共同大表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 男のための自分探し