目次
第1章 農・園芸における障がい者の雇用、就業の実態
第2章 障がい者就農の歩み、取り組みと施策支援
第3章 受け入れ側が抱える問題点・打開策
第4章 ケース・スタディ障がい者を働き手として受け入れて
第5章 欧州に見る障がい者の就農受け入れシステム
第6章 第3の仕事場として就農要件を確かなものへ
著者等紹介
近藤龍良[コンドウタツヨシ]
1935年、愛知県生まれ。農事組合法人フラワービレッジ倉渕生産組合理事長。障害者就農促進協議会(関東ブロック)会長。NPO法人花の情景研究所理事長。NPO法人日本園芸福祉普及協会副会長。群馬県知的障害者相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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1.3manen
6
園芸療法(福祉)は全ての人が農・園芸にアクセスできる権利を有するノーマライゼーション、バリアフリーと言われてきた流れからすれば容易に理解できる。ディーセント・ワークという働き甲斐がILO(1999)で指摘され(22頁)て久しくなる。社会農場という謂いは初めて知った。デスクワーク(ホワイトカラー)にはない、自然のリズムに溶け込んだ時間の流れを社会農場で、自分のペースで働けたなら、多くの人が支援していく方向に向かうのではないか。コラボ、異業種交流、ハイブリッド型産業の一翼を担う農福連携。緑とケアの親和性に☆。2013/04/06
りぼんちゃん
1
今、障がいのある方の農業部門への就労支援が進んでおります。実際に受け入れている機関の事例紹介や欧州での取り組みも具体的に紹介してある、とてもわかりやすい一書です。2018/07/10
Fみほ
0
オランダのような農業と福祉の両立できるケアファームのようなものがあればと思います。農業経営が難しいのに、障害者雇用まで至らないのが現状ですけど、もっと先進農家の事例が増えて、もっと雇用促進しないといけないと考えさせられます。2016/09/10




