内容説明
パーマカルチャーは、自然を拠りどころとし、自然と折り合いをつけながら、私たち人間が地球上で持続的に生きていくライフスタイルを基本とするものです。農業、それも多くの化学肥料、化学農薬を投じる慣行農業でなく、より自然の成り立ち、仕組みを理解し、重視する永続可能な農業を基盤としながら、林業、水産業、建築、文化、健康、環境、地域社会のあり方まで暮らし全体の問題を領域としています。
目次
第1章 いま、なぜパーマカルチャーが必要とされているか(パーマカルチャーが目指す世界;パーマカルチャーの原則)
第2章 パーマカルチャーのデザインと実践のための基本(パーマカルチャーによる農場の概念とデザイン;農場づくりの実践 ほか)
第3章 パーマカルチャー的暮らしの考え方・取り組み方(パーマカルチャーにおける「食」のデザイン;こころとからだづくりの考え方)
第4章 「森と風のがっこう」に見るパーマカルチャー
第5章 パーマカルチャーへの理解をより深めるために(パーマカルチャーの基礎をなすもの;パーマカルチャーの倫理)