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雪印100株運動―起業の原点・企業の責任

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883401819
  • NDC分類 648.1
  • Cコード C0061

内容説明

「安全・安心」の食品企業像を求めて。応援し、監視し、要求する。女性たちが株主になり、企業と食の変革にのりだした―。

目次

序章 雪印再生・支援の試みと田舎のヒロイン
第1章 雪印食中毒事件の発生と信頼回復運動
第2章 雪印100株運動の呼びかけと反響
第3章 牛乳とともに育ち、変化した雪印の生い立ち
第4章 いざ株主総会へ―発言せずにはいられない
第5章 「信頼回復」の崩壊―牛肉擬装表示事件
第6章 社長を呼ぼう社員ととことん話そう
第7章 雪印はどこまで生まれ変わったか
第8章 酪農と牛乳・乳製品のつながりを見直す
終章 食べ物と工業製品のはざまで―雪印事件の残したもの

著者等紹介

やまざきようこ[ヤマザキヨウコ]
農業(和牛繁殖・肥育一貫経営ほか)。1948年石川県生まれ。1971年早稲田大学教育学部卒業後、音響効果の仕事に従事。夫一之氏との結婚を機に福井県三国町で開拓農業を始める。全国の農村女性のネットワーク「NPO法人 田舎のヒロインわくわくネットワーク」代表

榊田みどり[サカキダミドリ]
フリージャーナリスト・農政ジャーナリストの会会員。1960年秋田県生まれ。1983年東京大学仏文科卒業。1985年ころから有機農業運動に関心を持つ。1987年生活クラブ生協連合会に就職。主に農業・ゴミ問題の記事を担当。1990年退職後、農業・環境問題・食育等をテーマに農業誌、一般誌などで執筆活動を続ける

大石和男[オオイシカズオ]
京都大学農学研究科助手。1970年広島県生まれ。学生時代から農業交流に関心を抱き、全国の農家を訪ね歩くなかで、学生サークル「農業交流ネットワーク」結成。専門は農業社会論。近年の研究テーマは、日本の農業を守るための思想、社会運動についてなど。「NPO法人 田舎のヒロインわくわくネットワーク」理事

岸康彦[キシヤスヒコ]
(財)日本農業研究所研究員・農政ジャーナリスト。1937年岐阜県生まれ。1959年早稲田大学文学部卒業。同年(株)日本経済新聞社入社。1985年論説委員。1997年愛媛大学農学部教授。2002年(財)日本農業研究所研究員。2001年農林中央金庫非常勤監事。2001年食料・農業・農村政策審議会臨時委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さくら

0
章毎に著者が異なるため、一部内容が重複していたり一貫性のないことがあったりで少し読みづらい。が、ストーリー自体は読みやすかった。 事件時小学校高学年だったが、このような運動の存在は全く知らなかった。 たまたま雪印が最初に当たってしまっただけで、決して他の食品メーカーにとっても他人事ではなかった事件だったと思う。今は、実害の有無に関わらず、少しでも問題になりそうなことがあれば食品の自主回収が行われている気がする。 消費者の意識改革の必要性の話は耳が痛い。 結果的に雪印の大体の社史が把握出来た。2012/08/12

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