内容説明
恩方に生きた先人たちが私たちに残してくれた炭やきの技は、じつは私たちの未来につながる財産なのです。それをどこまで生かしていけるかは、それを受け継いだ私たちの使命です。環境、福祉、教育…今もっとも活力が必要とされている分野で、炭を仲立ちとした取り組みが始まろうとしています。塾生たちは炭やきの輪を広げつつあります。
目次
1 炭やき塾へようこそ
2 炭やき塾に集う人々
3 案下炭と炭焼三太郎
4 炭やき塾のスタート
5 炭やき窯ミュージアムへ
6 竹炭のやき方生かし方
7 竹炭竹酢液の効果と利用法
8 愉快な炭やき仲間たち
9 三太郎の原点と地域おこし
10 三太郎小屋からのエコ発信
著者等紹介
炭焼三太郎[スミヤキサンタロウ]
1946年、東京都八王子市の上恩方町に生まれる。東京経済大学在学中、三多摩労協常任書記に。その後、山花貞夫衆議院議員(後に日本社会党委員長)秘書を経て、八王子市議会議員を務める。その後、自遊人に。1997年、恩方の醍醐地区に「恩方一村逸品研究所」を創設。江戸時代に活躍した「炭焼三太郎」にあやかり、自ら「炭焼三太郎」を名乗るようになる。定期的に「炭やき塾」を開催し、炭やきの知識と技術の普及を図るとともに、炭やきによる地域おこしや環境ビジネスのアドバイザーとして全国を飛び回る。2002年、恩方に「養蚕農家・炭焼三太郎」(通称・三太郎小屋)を設置。炭やき仲間の拠点として、新たな展開を見せている
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