炭

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  • サイズ A5判/ページ数 331p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883400591
  • NDC分類 658.2
  • Cコード C0061

内容説明

日本には各地に、その地に適したすぐれた製炭窯があり、炭やきさんもいたが、ほとんどの製炭窯は消失し、炭やき技術をなくしてしまった山村が多い。本書は、日本の炭と炭やき産業の現状を列記して、新しい方向を模索したものである。復刊にあたり、巻末に木酢液、炭の燃性特性、新用途などを新たに加えた。

目次

日本の炭
ニコ炭とアラ炭
白炭と黒炭
備長炭と茶の湯炭
真野長者と炭焼小五郎
炭の燃焼
炭火と詩情
炭火と味
炭をやく
炭やきぐらし〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中寛一

13
炭の歴史や実際の炭窯作り、焼き方、炭の種類やその利用法など、あらゆることが記されている。関心のあるところを拾い読み。備長炭が鰻屋さんなどで重宝がられるのも少しわかった。それにしても、天秤棒のように荷を担げるほどの強度を持つ備長炭て脅威だ!タタラで鉄を作ったり、暖を取るだけの炭ではなく、水を綺麗にしたり、畑では微生物による堆肥づくり、漆器作りの過程で研磨にも炭が使われているなど、得ることが多かった。2014/09/25

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