目次
巻の1 古民家について
巻の2 環境問題
巻の3 古民家の各部位
巻の4 構造材古材について
巻の5 古民家再生アプローチ
巻の6 在来工法
巻の7 建築基準法について
巻の8 古民家鑑定書のつくりかた
著者等紹介
川上幸生[カワカミユキオ]
1967年1月15日大阪生まれ、建築家。財団法人職業技能振興会認定の「古民家鑑定士」「伝統資財施工士」の教本を資格創設時から執筆。他に一般消費者向けの書籍も執筆。大阪から四国松山市へ移住、2012年からは国交省の進める中古住宅流通促進市場創造のための協議会にて四国の理事などを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroyuki Asaji
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県立図書館から取り寄せしました。読みやすい文章や図が満載ですがとても奥深い内容。自分は単に古民家の雰囲気が好きで本を読みましたが、現在の建物と古民家では、主役や間取り、尊重するものの考え方がかなり違うため、古民家というものの高い理解が不可欠と感じました。木材の接合方法としての仕口や継手も、これだけでも後世に残してほしい素晴らしい先人の技術だと思うとともに、その他の伝統と在来工法の利点を理解しつつ、現代にマッチした再生を施すには、やはり専門家と生活者の橋渡し役が重要で、知識ある人が増えてほしい思いです。2015/01/25
Mari H
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古民家鑑定士の資格の教本。白紙状態から古民家の事知りたい時はオススメ。2014/04/01