内容説明
鼓童―新潟・佐渡島を拠点に、国際的な演奏活動を展開。その表現は太鼓芸能を舞台芸術にまで高め、世界の芸術、音楽に強い影響を与えて来ている。また、暮らしと芸能が息づく佐渡の風土に育まれて築かれるライフスタイルも、日本のみならず世界の注目を浴びている。グループ誕生の秘話、二度にわたる存亡の危機、現在の多様な活動を物語る証言の数々。時代に呼び出され、根源的な太鼓の響きに導かれて、人々の生きる力を鼓舞する者達の、その生命の輝きの記録。
目次
序章 鼓童
第1章 原点
第2章 探求
第3章 感覚
第4章 磁場
第5章 回帰
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
№9
29
初めて鼓童を観たのは30年ほど前、横浜の馬車道にある関内ホールだ。和太鼓といえばお祭りなどで叩かれる伝統芸能というイメージがあるが、そのとき観た鼓童のそれは全く違うものだった。洗練されていて先鋭的、まさに現代音楽に昇華された舞台芸術だった。その衝撃とそして爽快感(太鼓の放つ低周波のせいかσ^_^;)は忘れ得ぬ体験だった。去年30年ぶりにカミさんを連れて観に行った。演出が坂東玉三郎ということもあり、元々歌舞伎好きのカミさんが僕よりも鼓童にはまった。現代音楽としての和太鼓集団鼓童の変わらぬ舞台に感動した。2015/04/15
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