内容説明
マーケティングにとって、AIとは、単なる利活用ツールのひとつではなく、マーケティング自体を大きく変化させるものです。本書ではそれを「AIネイティブマーケティング」と名付け、マーケティングや事業開発、コミュニケーション、クリエイティブに関わる方々にとって、よりよい未来に向けた羅針盤となることを目指します。
目次
第1章 AIネイティブ時代がやってくる
第2章 AI技術の仕組みとできること
第3章 マーケティングプロセスの再構築
第4章 顧客体験の変革
第5章 AIは社会をよりよくする力になれるか
第6章 AI時代に生活者から愛され選ばれるブランドとは 人‐AI‐企業トライアングル
著者等紹介
並河進[ナミカワススム]
dentsu Japan グロースオフィサー/エグゼクティブ・クリエイティブディレクター/主席AIマスター。AIを活用したプロジェクトと、企業と社会を結ぶソーシャルプロジェクトが得意領域。2022年9月、電通クリエイティブインテリジェンス発足。東京大学AIセンターとの共同研究をスタート。Augmented Creativity Unitユニットリーダーをつとめる。読売広告大賞、広告電通賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りんだ
5
電通含め、大手各社の現場にはAIが入り込んでいる。ただ言語型モデルを使いこなすのみならず、「AIを育てる」という価値観が徐々にできつつある。人によっては「人を育てる」必要が無いように思ってしまうかもしれない。ただ、責任を取るのは人なのだ。 「AIネイティブマーケティング」のプロセスは非常に分かりやすい。既に電通が実践しているのもうなずける。今後はkれをベースに自社のマーケティングプロセス(狭義の広報やリード獲得ではなく、広義のマーケティング)をアップデートしていく必要があるのだろう。2025/10/27




