内容説明
業界3位以下でも勝てる!ジャイアント・キリングの本。今日から使えるノウハウ満載。
目次
第1部 心構え編(そもそも競合プレゼンとは?;競合プレゼンって何でやるの?;競合プレゼン害悪説;私が競合プレゼンを語る理由と背景;勝負の世界観;3番手以下が勝つため)
第2部 実践編(兆し;オリエン前;オリエン/直後;キックオフミーティング;ストーリーづくり;判断と連携;軌道修正;企画書&プレゼン;フィニッシュ;当日;検証;おわりに)
著者等紹介
鈴木大輔[スズキダイスケ]
FACT/ADKクリエイティブ・ワン戦略プランナー。2006年ADK入社。競合プレゼンの存在すら知らなかった営業時代を経て、2010年より戦略プランナーとして大阪へ。一転して競合プレゼン三昧の3年間を過ごし、勝率5割を達成。ところが東京に戻ってからは、思うように勝てない日々が続く。業界3位の広告会社で苦しみながら戦い抜いた10年以上に及ぶ経験と、百を超える競合プレゼンで溜め込んだ知見を、競合に勝つための方法論として体系化。2019年、クリエイティブブティブブティック「FACT」の立ち上げに参画。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Asami
2
面白かった…!著者の経験と数々のビジネス書を引用しながら書かれた、競合コンペで勝つための提案内容のスキルではなく、勝つ環境を構築するための今までにない本でした。心理学を引用しながらも、生々しい経験により血肉が通っていて、リアルさがすごい。オリエンの場を簡易プレゼンにする、相手の言葉で話す、単一原因の誤謬、負の棚卸し、レイヤー営業、アホのふりして用語の定義をきいて目線を合わせる、プレゼン直後や敗退直後に反省会、むずかしいことをやさしく・やさしいことをふかくなど、すぐ実践したい!よい本でした。2023/09/02
Tim
1
生々しいプレゼン勝利のための実践知。 きれいな、ロジックの通るプレゼンの本が溢れているが、これは「説得」がゴールではなく、「発注」がゴールになっているためターゲットがより広く、資料やプレゼン以外の「寝技」「根回し」含めて事細かに解説されている。 「提案」をする人全員に是非読んで欲しい。2024/06/08
momoi1523
1
体験に基づいて解説してくれているのでとても分かりやすかった2023/05/11
酢
0
お仕事ハウツー本。小綺麗な言葉でまとめられたtipsの羅列ではなく、どれもが生々しい失敗談に裏付けられた泥臭い仕事術という感じ。なのでなかなか面白い。小生がまだまだキャリアの浅い若造で日々目先の作業で精一杯ということもあり、なんというか本書で提示される「仕事の世界観」はかなり興味深かった。提案の向こうにいるのは漠然とした「クライアント」ではなくて、沢山の人間の思惑が絡み合った組織があって、上司や決裁者やキーマンがいて、その一端として先方の担当者がいるに過ぎない、という。2024/09/13