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内容説明
「価値」を一言で伝える。大ヒット商品「まるでこたつソックス」をはじめ、数々の商品・サービス・施設名を手がける人気コピーライターが「ネーミングの秘訣」と、その思考プロセスを初公開!
目次
1 「なまえ」とは何者か。
2 モチベーションをクリエイティブする。
3 「伝える」から「巻き込む」へ。
4 距離を縮める。愛される。
5 IからWEヘ。自分の言葉ではなく、みんなの言葉のSNS時代。
6 価値ピラミッドをつくる。
7 瞬発力と一言筋
8 「ビジネス」にブレークスルー。社会に大きな風呂敷。
9 「なまえ」に思想と意思を。
著者等紹介
小藥元[コグスリゲン]
クリエイティブディレクター/コピーライター。1983年1月1日生まれ。早稲田大学卒業後、2005年博報堂入社。2014年meet&meet設立。ブランドコンセプト及びコピー開発をコアに、様々な企業の事業定義、CI策定、ブランディングプロジェクトをリードする。東京コピーライターズクラブ会員(2006年新人賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
d3
35
ビジネスにおいて価値と差別化は重要な意味を持ち、名前は大きな役割を担う。ただ短く情報をまとめるだけでは人の心に響かない。そこには思想と意思が必要だ。 同時に、企業やブランドのその後の活動によって名前に魂が与えられることも言及されている。 言われてみると「なるほど!」と思うのだが、いざ考えるとなると途方もなく難しい壁が待ち受けていることに気付く。 キャンペーンや社内プロジェクトについて、人々が前のめりで関わりたくなるような名前をつけることができるだろうか。2023/08/08
ぽけっとももんが
10
ネーミングは難しい。商品そのものずばりではおもしろくないし、かといって凝りすぎてなんの商品かわからないのは本末転倒。こういうプロに頼めばいいんだろうなぁ、ということはわかったけれども自分でいいネーミングができるようにはならない、もちろん。ただわたしは息子たちの名前はとても気に入っていて、何万回書いても呼んでもいいなぁと思う。だからそれ以外のなまえデザインは不発でも仕方ないか。2023/09/16
リットン
7
こういうのって正解がないし、難しいなぁ。なまえにしてもロゴにしても、最初は違和感を持たれることはあるもので、それがつけられた製品などと一緒にブランドとして、「育てるもの」っていうのは、そうなんだろうなぁと感じた。とはいえ、だったら育てればいいなら、なまえなんてなんでもいいかといえばそうではないだろうし、そうすると一定の「正解」がある、あるいは、一定の「不正解」ならあるのかもしれないなぁ。自分の、自分たちの思いを乗せてブランドを育てるという意識は経営者には必要なんだろうなぁ。2023/08/02
Yusukebe
2
★★★☆☆ プロジェクト名や広報のための打ち出し方を考える機会が増えたため手に取る。一見「ん?」と思える名前にこそ価値があるのかもしれない。そう思わせれば勝ちなのかもしれない。すごいな!というネーミングよりも、え?何それ?と思わせられるか。人の頭に残るかどうか。2023/06/23
wtbilly
1
この本のタイトルでもある「なまえデザイン」について、ですが、「なまえ」は、「もっと伝えたい」「もっと売りたい」「もっと興味をもってもらいたい」「もっと巻き込みたい」といった、ビジネスにおける課題を解決に導いてくれるものだったりします。というわけで、 「モチベーションをクリエイティブする」「距離を縮める。愛される」「価値ピラミッドをつくる」といった、「なまえデザイン」について、事例を交えつつ紹介されています!2024/08/16