広告ビジネスは、変われるか?―テクノロジー・マーケティング・メディアのこれから

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広告ビジネスは、変われるか?―テクノロジー・マーケティング・メディアのこれから

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  • サイズ 46判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883355495
  • NDC分類 674.4
  • Cコード C2063

内容説明

デジタル環境の進展で、企業の提供価値は「モノ」から「サービス」へ転換していくと言われています。一般的に広告は「サービス業」と言われますが、広告ビジネスの多くは実は、限られた広告「枠」の取引に際しての手数料で成り立ってきました。つまりは、いわば「モノ」取引的な側面が強くありました。高度情報社会において、広告ビジネスは現在の「モノ」的取引を前提とするビジネスモデルのまま、生き残れるのでしょうか。海外の広告ビジネスの潮流、GAFAなど広告ビジネスでも存在感を増すプラットフォーマーの動き、さらに日本の広告ビジネスの成り立ちからの考察を含めて、広告産業が生き残るために必要なビジネスモデルの変革の方向性を導き出します。

目次

1 広告ビジネスは「サービス業」に転換する
2 独自の歴史をたどってきた日本の広告業界
3 10年後、広告会社と競合するのはいったい「誰」か?―テクノロジー競争の時代
4 宣伝部からマーケティング部へ―企業の「マーケティング」が変わる
5 なぜ「サービス」としての広告の実現は難しかったのか―AaaSという革新
6 DXを実現した広告ビジネスで生きる「クリエイティビティ」
7 「広告」がつくる価値創造する市場―世界第3位の広告市場 日本から新しいモデルを発信しよう

著者等紹介

安藤元博[アンドウモトヒロ]
博報堂DYホールディングス常務執行役員。博報堂常務執行役員。博報堂DYメディアパートナーズ常務執行役員。1988年博報堂入社。以来、数多くの企業の事業/商品開発、統合コミュニケーション開発、グローバルブランディングに従事し、“生活者データ・ドリブン”マーケティングの中核組織を率いてきた。現在、博報堂DYグループのテクノロジー領域を統括する。ACC(グランプリ)、Asian Marketing Effectiveness(Best Integrated Marketing Campaign)他受賞多数。ACCマーケティングエフェクティブネス、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル等の審査員を歴任。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了(社会情報学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

37
博報堂DYグループは2021年にサービスとしての広告ビジネスを体現するAaaS(Advertising as a Service)のソリューション体系を発表。この構想実現には、必要なものが3つあります。 第1に、システム全体を支えるデータ基盤が大切です。これまで、媒体のデータはテレビ、デジタルなどでばらばらに扱われていたため、それらを統合的に可視化したり成果を確認、改善したりすることができなかった。そこでAaaSでは、独自のDWHを構築しこれを基盤として統合メディア運用を実現するサービスの提供をおこなう。2022/08/06

Kyo1

3
書名のとおり、電通、博報堂のような「総合広告代理店のビジネス」について2010年代のデータマーケティングを俯瞰、さらに将来の方向性を示す。広告業界といえば、マーケティングやクリエイティブに関する本は多数あるが、本書のように、代理店のビジネスそのものを掘ったものは稀少ではないだろうか。広告枠の販売から広告効果、企業と生活者の価値共創を仲立ちする存在になるビジョンは興味深い。後半はアカデミックな論が展開されるが、生産と消費の概念は対局にあるのではなく、消費は価値創造のプロセスであるという視点が印象に残った。2022/07/31

Go Extreme

3
広告の枠の取引 アドブロックアプリ AssS 広告市場6兆円 情報の非対称性の崩壊 2019年インターネット広告>TV広告 デジタル世界≠静的・固定 一業種一社制 フィー:専門作業報酬 コミッション:手数料 ウォールド・ガーデン インハウスエージェンシー データインテグレーション 生活者インターフェーステクノロジー 生活者との価値創造 マーケティングの天動説と地動説 生活者主導経済 プランニング バイイング モニタリング MMM マーケティング・ミックス・モデリング 見えない答え・不確かさ2022/04/24

前田まさき|採用プロデューサー

2
✅世界のデジタルエージェンシー売上1位は、コンサルティング会社 ✅広告を「費用」ではなく「投資」に ✅サービスとしての広告 ✅デジタルマーケティングは単に企業活動の「下流」に位置する切り離し可能なセクションではなく、マーケティングそのもの、あるいは経営そのものに密接にかかわるようになる。自社部隊を用意しようというのはある意味で必然2023/07/21

あんず

2
ぬーん。MMMのくだりなど、丁寧に説かれていてよかった。 終盤の広告ビジネスのこれからのお話は、広告主と消費者が対等に向き合って社会をよくするあり方を模索していくアシストを…という文脈で、そのための広告会社のあり方についてはより具体的な提案が見たかった気持ちではあります。2022/09/03

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