内容説明
検索履歴、位置情報、SNS投稿、自撮り画像、購買履歴…ビッグデータから洞察する生活者の見えざる欲求。博報堂生活総研のノウハウを全公開。
目次
はじめに 生活者を“発見”する新手法
1章 なぜ今、デジノグラフィなのか?
2章 隠れた本音と無意識をあばく
3章 膨大なデータ量がもたらす、驚きの解像度
4章 今日からはじめるデジノグラフィ10の技法
おわりに 新しい時代の人間学へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Inzaghico (Etsuko Oshita)
11
日本人はハッシュタグ好き、という分析に目を引かれた。日本のハッシュタグ利用は世界の3倍なんだそうだ。この「みんな」という定義もいろいろある(よく、子どものころ「だってみんなやってるもん!」と親に口答えしたら「みんなって誰よ!」と親に叱られた人は多いだろう。意外と親は鋭いところをついている)。とまれ、日本人は「みんな」の動向を気にする民族なんだな。2021/07/04
リットン
4
データを集めて統計的な分析をかけて、有意な結果をもって仮説を検証するのが、いわゆる統計的なデータ分析なイメージだけど、本書はビッグデータを元に、そもそもの仮説を着想する使い方があるよねという話をしている。店頭に立って、観察をして仮説の着想を得るようにネット上の行動データなどから仮説を着想する切り口を紹介していて、なるほどなと思った。そういう風にデータ活用のスキルと、心理学、経済学での統計分析とか、データサイエンスとか、っていうのとで、別物な感じもするなぁ。(良し悪しではなくて活用する場所が違うというか)2023/11/15
ミント
1
ビッグデータを使用して見えてきた傾向と、データ分析法の紹介本。 日中タイの比較とボーダーライン情報(年齢別髪型、音楽の嗜好など)が特に興味深かった。2022/08/11
Go Extreme
1
なぜ今、デジノグラフィなのか?: ビッグデータはあなたの第三の眼 民主化されるビッグデータ分析 デジノグラフィ流、ビッグデータの歩き方 隠れた本音と無意識をあばく: 建前抜きの恋愛の本音をあばく 夫婦喧嘩の本音をあばく 生活者自身が知りえない、無意識の行動をあばく 膨大なデータ量がもたらす、驚きの解像度: 年代から年齢へ 新たな壁を可視化 波形を重ねることで見えてくるもの n=1を継続的に追う 今日からはじめるデジノグラフィ10の技法: ビッグデータをフィールドワークする ビッグデータの観察技法2022/01/24
Kengo
0
A+2024/07/14