内容説明
広告界のレジェンドから新鋭まで124名のプロのコピーライターが選ぶ、珠玉の広告コピー。
目次
私の愛した名作コピー(一倉宏)
名作を自分のものにするプロセス(岡本欣也)
私にとっての、名作コピー(石川英嗣)
いいコピーって、ちょっとバカみたい?(吉岡虎太郎)
私が影響を受けた名作コピー(児島令子)
モノが売れる名コピー。(東秀紀)
人生に侵入してきたコピーたち。(福里真一)
70年代の個性溢れるコピーたち(梅本洋一)
すばらしき広告コピーとともに(福本ゆみ)
「茶器に入る絵」のようなコピー(谷山雅計)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
98
雑誌『ブレーン』に連載された、東京コピーライターズクラブのメンバーたちによる寄稿をまとめ1冊の本にしたもの。プローのコピーライターによる名作コピーのアンソロジーにもなっているのでコピーだけを読み通しても面白い。コピーライターという職業はカタカナでしかも鉛筆1本で稼げる商売という思い込みがあって若いときはコピーライターになりたい!と真剣に考えた時期があったことを思い出して今思えばよくもそんな大それたことを考えたもんだ(笑)新潮文庫の「想像力と数百円」(C 糸井重里)がやっぱり一番好きだなー 図書館本2019/01/22
Kentaro
37
120名のコピーライターがそれぞれ心に残るコピーを最大三つ紹介し、コピーが与えるインパクトをそれぞれが分析した内容だった。わたしもいくつかは鮮明に覚えていた。 TBCの「わたし、脱いでもすごいんです」、TOTOの「おしりだって、洗ってほしい」、富士フィルムの「美しい人は、より、美しく、そうでない人はそれなりに」、大日本除虫菊の「亭主元気で留守がいい」、シャープの「目の付け所が、シャープでしょ」、大鵬薬品工業の「反省だけなら、サルでもできる」、確かにどれもインパクトあって心に残っています。2019/12/15
スプリント
13
コピーライターによる人生を変えたコピー3選です。 やはり有名なコピーは重複して選ばれていますね。 大御所と呼ばれるコピーライターは複数作品が選ばれています。そのコピーが使われた広告やキャンペーンがすぐに思い浮かぶのはさすがです。2019/06/17
sora
13
何気なく見ていたけれど、「はっとしたり、え?これで」なんて思ったり、そこがまた楽しいのかも。そして、今の自分の気持ちにヒットするのが一番いいコピーだと思いました。2019/02/23
さとも
8
コピーライターは憧れの職業の1つです。コピーライター120人が思い入れのあるコピー3つを挙げて語っている一冊。やはり名作と呼ばれるものは複数名の方が挙げてますね!コピーを見ているだけで楽しい。今回知った心に残ったコピーたち→「距離にためされて、ふたりは強くなる。」「昨日は、何時間生きていましたか。」「恋が着せ、愛が脱がせる」2019/10/19