内容説明
ワークショップによる商品・サービス・ブランドの開発は、まだ始まったばかりだ。しかし、このスタイルの中にこそ、現代のコミュニケーション・ビジネスが見失った最も重要なアクティビティのひとつ、つまり「偶然をデザインする技術」の核心が存在している。
目次
第1章 「良いワークショップ」をデザインするために―中立変異へアプローチすることの意味
第2章 情報デザインとしてのワークショップ―クリエイティブな発想を得るためのデザイニング
第3章 「個人」が目覚めるワークショップ―ランデヴープロジェクトの現場から
第4章 ビジネスの現場で実践するワークショップ―別解という出口の見つけ方
第5章 ワークショップを仕事の新しい作法に 座談会
著者等紹介
中西紹一[ナカニシショウイチ]
(有)プラス・サーキュレーション・ジャパン代表。1961年生まれ。早稲田大学文学研究科社会学専修修士修了。コミュニケーション戦略開発プランナーとして数多くのプロジェクトに参画。日本文化人類学会会員
紫牟田伸子[シムタノブコ]
(株)日本デザインセンタープロデュース室チーフプロデューサー。学習院大学文学部哲学科卒。美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』編集部を経て現職。商品企画、プロモーション企画、広告企画などをてがけるほか、デザインジャーナリストとして国内外のデザイン動向を取材・執筆。「日本のデザイン100」選定などデザイン関係展覧会にも携わる
松田朋春[マツダトモハル]
スパイラル/(株)ワコールアートセンターチーフプランナー。東京都立大学人文学部卒業(国文学専攻)。(株)コミュニケーション・デザイニング研究所を経て98年より現職。ランデヴープロジェクトでグッドデザイン賞新領域デザイン部門受賞。2005年愛・地球博アートプログラム・プランナー
宮脇靖典[ミヤワキヤスノリ]
大手広告会社勤務。東京大学法学部卒業。クライアントのコミュニケーション活動に関する調査、企画の仕事に携わる。コミュニケーション・ビジネスにおける問題解決手法としてワークショップに注目しており、クライアント業務の現場への応用に手ごたえを感じている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
弥太郎岩崎。
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