イソップ寓話集―19のおはなしとイソップにまつわる伝説と歴史

イソップ寓話集―19のおはなしとイソップにまつわる伝説と歴史

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  • サイズ A4判/ページ数 64p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784883301003
  • NDC分類 K991
  • Cコード C8798

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほんわか・かめ

16
ガイサートの絵が見たくて借りたのに[イソップにまつわる伝説と歴史]の部分を真剣に読んでしまった(^^) 紀元前6世紀、奴隷出身のイソップが寓話を語っていたという事実。その寓話をヘロドトスは書き遺し、ソクラテスは暗記していたという。それがまるで、底辺にいた人間が機知を武器に哲学者や王者を打ち負かしていく姿のように見え、上に立つ者の横暴や傲慢に向けられた大衆の思いと重なり伝説になっていったという。時代や背景に縛られない簡潔さが、画家がこぞって描きたがる所以というのも納得。あ、ガイサートの絵、良かったですよ!2021/05/22

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

10
イソップのおはなしには教訓がある。『 ウサギとカメーつかわぬ才能よりたゆまぬ努力 / 肉をくわえたイヌーひとのものをほしがると、自分のものもなくしてしまう / キツネとブドウー手のとどかないものをばかにするのは、かんたん / 北風と太陽ー力ずくより、いいきかせるほうがうまくいく / オオカミがきた!ーウソばかりついていると、ほんとうのことも信じてもらえない / ネコのくびに鈴ーいうだけならかんたん / アリとキリギリスー明日のためにそなえよう、なにもかもなくなってしまわぬうちに →2023/05/11

らびぞう

6
馴染んだ物語が殆どであったが、知らない話もあった。「オオカミと子ヒツジ」、「ライオンとわけまえ」は、初めて読んだ。2020/01/03

aoyami

2
こんなにも歴史のあるものなのだとは知らなかった。繊細でコミカルな絵が楽しい。2011/07/23

kiti

1
童話といえばと聞くとグリムに続いて出てくるイソップ。その人についてはじめて知りました。奴隷と言う身分でありながら、その後に残る寓話を多数残したイソップについて、分からない事も多いのですね。寓話自体は一ページに簡潔に書かれているので、お気に入りの話を見つけては繰り返し読んでいました。2012/08/11

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