目次
第1章 プロローグ(琵琶湖の漁師、畑さんから学んだこと;長い咽頭歯研究のはじまり)
第2章 研究のはじまり(研究テーマの決定;修士論文とそれからの展開)
第3章 研究の本格化(咽頭歯とコイ科;咽頭歯の形態形成と形の類型;日本列島は化石の宝庫)
第4章 湖と人間のかかわり(琵琶湖博物館での活動;咽頭歯研究の展開;淡水魚撈と稲作との関係)
第5章 エピローグ(時間軸の重なり合い;米をとるか魚をとるか)
著者等紹介
中島経夫[ナカジマツネオ]
1949年東京都生まれ。1982年京都大学大学院理学研究科動物学専攻博士課程修了。理学博士。日本学術振興会奨励研究員、岐阜歯科大学(現在朝日大学)、琵琶湖博物館、総合地球環境学研究所客員教授、岡山理科大学生物地球学部・同大学大学院総合情報研究科教授(2018年3月退職)。琵琶湖博物館名誉学芸員。1997年第6回生態学琵琶湖賞受賞。専門はコイ科魚類の咽頭歯に関する形態学的研究、およびそれに基づく古生物学的および考古学的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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