目次
第1部 文化人・井伊直弼の「埋木舎」における茶の湯(プロローグ;直弼茶道の真髄;「一期一会」と「独座観念」;埋木舎各室の案内;直弼の茶室「〓露軒」;「埋木舎」と「大久保家」―明治四年以来代々で守って百五十年)
第2部 井伊直弼の茶の湯(埋木舎の茶の湯修行;直弼茶道の心;最後の茶会)
著者等紹介
大久保治男[オオクボハルオ]
昭和9年(1934)5月東京都文京区生まれ。東京教育大学附属小・中・高を経て、中央大学法学部・同大学院修了。東京大学法学部研究員として「日本法制史」を研究。専任大学は山梨学院大学、山梨県立女子短期大学、駒澤大学を経て苫小牧駒澤大学創設に携わり、同大初代学長。その後武蔵野学院大学教授、同大学院創設に携わり副学長等歴任。駒澤大学名誉教授・武蔵野学院大学名誉学長。非常勤は中央大学、上智大学、山梨大学、川村学園女子大学、国士舘大学等で「日本法制史」を講ずる。平成26年(2014)秋、瑞宝中綬章授与。大久保家新右衛門より15代目、「埋木舎」が大久保家所有になって5代目の当主
前田滴水[マエダテキスイ]
本名・前田隆宏。昭和22年(1947年)1月横浜市の生まれ。横浜市立桜岡小学校、港南中学校、南高校を経て、早稲田大学理工学部機械工学科卒業。井伊直弼の家臣である奥野藤兵衛(号:宗泉)を祖とする井伊直弼茶道・摂草庵流の六世。三渓園、川崎大師、五島美術館、神奈川県慰霊堂等における大寄せの茶会に席主として参加。横浜市西区の掃部山公園で行われる「虫の音を聞く会」で井伊直弼の銅像に対する献茶の点前を担当。「庶民のわび茶」の普及に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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