内容説明
白村江の戦い、疫病と大仏造立、混乱期に遷された幻の宮都の謎。重要な役割を担うも短命に終わった近江の三都。最新の発掘成果と『日本書紀』『続日本紀』など文献資料を検証し、その歴史と謎を解き明かす。
目次
古代近江の三都 プロローグ
第1部 古代近江の三都を探訪する(大津宮と内裏;紫香楽宮・甲賀宮と盧舎那仏の造立;保良宮跡をさがす)
第2部 古代近江の三都を論ずる(大津宮とその構造;紫香楽宮と甲賀宮の造営;保良宮の造営とその擬定地)
古代近江の三都 エピローグ
著者等紹介
小笠原好彦[オガサワラヨシヒコ]
1941年青森市生まれ。1966年東北大学大学院文学研究科修士課程修了。奈良国立文化財研究所主任研究官、滋賀大学教授、明治大学大学院特任教授を経て、滋賀大学名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Makoto Yamamoto
8
白鳳時代、奈良時代には滋賀県に都があったのはあまり知られていない。 これまで飛鳥にあった都を白村江の戦いで敗れて大津に移した中大兄皇子(天智天皇)、藤原広嗣の乱の後転々と都を移し。紫香楽宮を造成した聖武天皇。孝謙上皇と淳仁天皇が石山寺の近くに移した保良宮の三つがある。 何れも発掘途中で、全容はなかなか見えてこない。 保良宮に至っては場所も明確になっていない。 いずれの都も興味深い。 2025/08/03
おはぎ
0
日本の歴史のなかで、近江に都があった時代を知りたくなり手に取る。古代近江に営まれた大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮と慌ただしく移動するが、その真意、理由は如何に。奈良の豪族の干渉を弱めるためか、はたまた仏教寺院の影響を弱めるためか、との憶測を持っていたが、本著は淡々と史料に基づき時代の背景を説明していく。2021/07/04




