内容説明
種数が多い昆虫の研究には、地域の人たちといっしょに調べることが欠かせない。琵琶湖博物館の開館以来、昆虫担当学芸員として活動してきた著者が、トンボ、チョウ、オサムシなどさまざまな昆虫の分布や生態に関わる興味深い話題とともに虫好き人間の活動を紹介。
目次
第1章 昆虫を調べる(琵琶湖地域に昆虫は何種いるのか?;新種の昆虫 ほか)
第2章 昆虫の移り変わり(減ったチョウ、増えたチョウ;トンボの宝庫が危ない―滋賀県のトンボの分布の移り変わり ほか)
第3章 昆虫の分布と暮らし(長距離移動するアサギマダラ;避暑のため山に登るアキアカネ ほか)
第4章 昆虫と人(昆虫好きの人たち1 滋賀むしの会;昆虫好きの人たち2 はしかけ「虫架け」 ほか)
著者等紹介
八尋克郎[ヤヒロカツロウ]
1963年生まれ。専門は昆虫分類学。オサムシ科を中心に琵琶湖とそのまわりの昆虫の分布やその変遷を地域の人たちと一緒に調べている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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