内容説明
本書の著者荒川たまきが1985年ダイヤモンド社から出版した『データベース・マーケティング』はベストセラーになった。彼は、そこに書かれたデータベースマーケティングの概念を最初に日本に紹介した人物である。その後、顧客マーケティング(CRM)のコンサルタントとして大手百貨店、スーパーマーケット、専門店などの指導に当たり、多くのビジネス書の著作を有する。ビジネスの社会で大活躍の著者が2015年突然、脳梗塞で倒れる。幸いにも大事に至らなかったものの、病後に医薬の影響で体調不良が続く。その時出会った食習慣で、3か月後に完全復調。その後、全く薬を服用せず、健康そのものとなり、現在も彼の事業は続く。本書ではその軌跡を紹介しながら現代の医療、医薬の問題点を指摘する。そこには流通経済の中で活躍してきた著者独特の世界観が見い出される。
目次
1章 牛肉文明と繁栄のはじまり
2章 流れが変わる 転換期へ
3章 食文化の歴史 ヒトは何を食べていたか
4章 豊かさがもたらした裕福病の事実
5章 認知症 アルツハイマー病へ突入する時代
6章 医者を信じますか
7章 自分が行う予防と健康
8章 医師とアメリカ社会が変革中
9章 快楽的に生きるか 禁欲的に生きるか
10章 地方の未来提案 地産地消
最終章 ソクラテスが予言した未来
著者等紹介
荒川たまき[アラカワタマキ]
1939年岩手県に生まれる。1965年慶応義塾大学商学部卒業。日本NCR入社。1977年(株)マイカル(旧ニチイ)入社。1983年(株)ジェリコ・コンサルティング設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。