内容説明
昭和の新感覚派作家・横光利一が暮らし、小説への志を抱いたまち、滋賀県大津市。同じ小学校出身の著者が、知られざる大津での利一の足跡を丹念に調べ上げ世に問う。
目次
第1章 父梅次郎の想い出
第2章 西尋常小学校
第3章 小学六年生・高等科一年生―鹿関町・肥前町など
第4章 山科・松本時代
第5章 クライマックス―大正一三年盛夏
第6章 利一と大津との縁
著者等紹介
河瀬文太郎[カワセブンタロウ]
1932年大津市生まれ。1944年大津市立長等国民学校(西小学校の後身)卒。滋賀県立膳所中学校、膳所高等学校を経て、1954年京都大学工学部化学工学科卒。昭和電工(株)専務取締役、昭和高分子(株)社長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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